不思議で怖い話

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そこだけ不自然な土

2022/10/31

去年の夏に田舎、兵庫県佐用町に久しぶりに帰った時の話。
田舎に帰ったからと言っても特別にすることもなく、ただ毎日う○いや屋で本を立ち読みをして時間を潰すか、テレビで甲子園の試合を見るか。とにかく時間を持て余していました。

その日はスーパーまで、頼まれた物を買いに行きました。買い物を終え、蒸し暑いなか、一人で家まで帰る途中、なんか気になる、そこだけ雰囲気が違うヒンヤリとした山道を見つけました。
俺はその道が気になるのと 家に帰っても暇なのでその山道を探検することにしました。

その道はごく普通の山道で、俺は難なく、山道を登っていきました。
それから10分程、歩いたと思います。
それまでに、所々に民家があったので、俺は気にすることもなく「こんな山奥にも、人が住んでんだ~」と思いました。

それからさらに道を進んでいると、2~3歩、先の土に違和感を感じました。
無視して、そのまま進もうと思いましたが、明らかに、そこの土だけ少し盛り上がっており周りの土よりも、色が変でした(土を掘り返した様な感じ)。

一言でまとめるとそこだけ明らかに不自然。俺は近くに落ちてあった、大きめの石を拾い、不自然な所に落としました。

ボフッ!!!

その音を聞いて、俺はそれが何か一瞬でわかりました。
「落とし穴だ・・・」
しかし、怖くはありませんでした。
どうせ、子供のイタズラだろうと思い、穴を覗いた瞬間、背筋が凍りました。
円形1メートル位、高さ2メートル(たぶんそれ位だったと思います)
そして、穴の底には、長細い先の尖った、沢山の竹槍が仕掛けられていました。

俺は恐怖で、急いできた道を引き返しました。
家に帰宅できて、あれほど安心したのは、人生で後にも先にも、もう、ないとおもいます。

その後のオチはありません。
幽霊とか出てないんで、スレ違いかもしれませんが、死ぬ程、ではなく、死にかけた話です。

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