不思議で怖い話

不思議で怖い話

本文の文字サイズ

実家の地下室

2021/07/17

30年以上前の話

某県にある民宿を営む実家は古くから増改築を繰り返していて、地下室がいくつかあった

なかには全く使わなくなった場所もあって、ガキの頃冒険気分で友達数人と懐中電灯片手に入り込んでた

ある時、中から人の気配を感じたが探してみても誰もいない
よく調べるとカレンダーや布団など生活の臭いがあった

その事を祖父母と両親に伝えたが、なにも知らないと言う
子供心に、知らない方が良いんだな、などと考えていたと思う

それから数年後に思い出し、どうしても気になって改めて一人で入ったんだが普通ではない状況がわかった
部屋に紙切れが散乱していて「悲しい、痛い、苦しい、悔しい」などの恨み辛みが血糊(に見えた)で書いてあった

それだけでパニック状態に近かったのだが、部屋の片隅に丸まった布団と一緒に髪の毛のついた頭蓋骨のような物が転がっていた

それを確かめる勇気はなかった、即地下室を出て誰に伝えようか考えた

祖父母は他界していたので両親に、とも思ったが何故だか言わない方が良いような気がした

この書き込みで初めて人に言っている
今は両親も他界し、いろいろあって実家の相続を放棄しているので継ぐ人もおらず廃屋となっている(誰が管理しているかも不明)

って、ここまで書いたがあまり怖くねーな
けど俺にはトラウマな出来事

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

怖いコミック

  • 変な家
  • 「そして儀式が始まる一年前、あの計画を実行に移したのです」柚希の母・喜江は’家’の過去を語りだした。いまだ片淵家の子孫を縛り続ける、呪われた「左手供養」――。愛する綾乃を救うため...
  • たちよみ

怖い映画作品

  • オーディション (ブルーレイディスク)
  • 村上龍の原作を三池崇史監督が映画化したカルトホラー。7年前に妻を亡くし、ひとり息子と暮らす青山を案じた友人は、再婚相手を探すオーディションを提案する。応募してきた麻美に青山は...
  • 2000年 / 石橋凌 椎名英姫 松田美由紀 大杉漣

怖い作品

怖いキーワード