不思議で怖い話

不思議で怖い話

本文の文字サイズ

積み木遊びなどをしていた

2019/06/28

子供の頃。
母の実家に親戚一同集まった時の事。
大人達の茶の間での談笑をよそに、
私は座敷で積み木遊びなどしておりました。
夢中で遊んでいた所、ふと、
周りが余りに静かな事に気づきました。
茶の間に行くと、両親含め、
7~8人いたはずの大人達がいない。
他の部屋も慌てて見て回りましたが誰もいない。
「置いてきぼりにされた!」
と思った私は、急いで家の外に出ました。
外にも人っ子一人いません。
ただ、異常な数の雀が飛んでいました。
もの凄い孤独感で泣きそうになっていると、
テレビのボリュームをすこしずつ上げるように、
再び大人達の談笑が茶の間の方から聞こえてきました。
泣きながら家に入って行くと、母は
「何時の間に外にでたの?ダメでしょう。勝手に出たら」
と私を軽く叱りました。
私は
「だってお母さん達、私をおいてどっかいっとったじゃない!」
と言うと、
「?ずっと、ここにおったよ?」
その場は、私がいつの間にか寝てしまい寝ぼけていた、
って事で片づきました。
でも未だに釈然としません。
不思議な感覚が残ってます。
いわゆる霊体験ではないのですが。

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

怖いコミック

  • 庭に穴ができた。ダンジョンかもしれないけど俺はゴミ捨て場にしてる
  • 街で連続殺人犯が逃亡した。社員は不安がっているが、そんなことより今日は「穴」に関する重大な試験の日。穴に捨てるテスト用のドラム缶を持ち上げたら、なぜか中身が動いた気がする。穴がも...
  • たちよみ

怖い映画作品

  • 放課後の怪談 3
  • 2012年 / 佐藤さくら 小柳こずえ 黒田光彦

怖い作品

怖いキーワード