不思議で怖い話

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車が突っ込んで来た

2019/05/15

細かい状況は省くけど、
とにかくド田舎の工事現場近くで
片側一車線の道路があったと思ってくれ。
→A
B←
で、自分はBの車線の中央線寄りの位置に立ってたんだ。
それでAの車線に左から黒いbBが来たから、
Bの車線の外(↓方向)に避けようとしたんだけど、
想像以上の猛スピード(多分100kmオーバー)で、
その上車がBの車線の方にハンドル切ってきた。
カーブの向こうから車が見えた、
と思ったら文字通り一瞬で目の前に迫ってた。らしい。
カーブまで160mはあるのに。
同僚が「車来たよー」って声かけてきて、
言われた次の瞬間には、同僚はもう
「危ない危ない!!!!」
「キャーッッ!!!!」
とか叫んでて、
えっと思って振り向いたら、既に自分の1m手前に車があって、
最期に見たのは、運転席の22,3歳の茶髪ストレートの女の人が、
携帯耳に当てた姿勢で目と口を最大限に見開いた姿。(でも減速なし)
多分、A側の路肩に居た同僚たちに気づいて
慌ててハンドル切ったんだろうけど、
車線の中央に居た自分には気づいて無かったんだと思う。
自分はBの車線のちょうど真ん中に居て、
(中央線寄りの位置からそれでも2,3歩下がっていたらしい)
自分の真横にはちょうど運転席と助手席の中間があって、
あ、死んだな……とか思ったはずなのに、
何故か気がついたらファミレスでみんなと昼ご飯食べてたんだよ。
「さっきの危なかったねー」
とか言われるけど、
A側かBの路肩側にハンドルきって間に合うとは思えないんだけど…
みんなの話を総合すると、
1、黒いbBがカーブの向こうから現れた。
2、物凄く速い車で、あっと思った瞬間には目前に迫っていた。
3、何故か突然Bの車線に車線変更した。
で、ここからがよく解らない。
「間に合わないと思ったら、何故か間一髪避けていた」
「確実に死んだと思ったら、鼻先を掠めて行った」
「減速なしで突っ込んで来たから直撃だと思ったら、
よく解らないうちに路肩に居た。瞬間移動?アンタ忍者?」
こっちが聞きたい。
生きてることにケチつけようとは思わないけど、
なんかもにゃっとする。

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