不思議で怖い話

不思議で怖い話

本文の文字サイズ

彼の家に泊まりに行った

2019/04/17

彼の家に泊まっていた時の話。
元々私は好奇心でオカルトに興味を持っていて、
実家のすぐそばが自殺の名所のせいで、
ポルターガイスト的な霊障がよくある環境だった。
でも私自身に霊感はないと思ってたし、
その霊障みたいなのも半信半疑というか、
実害はないのでどうでもいいと思ってた。
ここからが本番で、
先述の通り月に数回、
彼の家族が家を開ける時に泊まりで遊びに行っていた。
そのうち二回に一回くらいの頻度で、
ふいに玄関から二階にある彼の部屋の前まで
何かがあがってく気配を感じることがある。
気のせいだとは思っていたけど、
その気配は悪意とはいかないまでも私に不満があるような、
嫉妬のような、そんな雰囲気がありなんとなく気になってた。
最近彼にその話をしたら、
「それ、うちの先代の犬かもしれない。
玄関が定位置で、
遊んで欲しい時は階段駆け上がってきて
扉にちょっかい出してたから」
犬は女の子だったそうで、
人間で言ったらスケバンやらヤンキーみたいに
気が強いやんちゃな子だったそうで。
私が感じてた気配からの不満は、
私への嫉妬なのかなと思う。
その犬にも認められるように努力したいと思いつつ、
自分にないと思っていた霊感がもしかしたらあるのかも、
とちょっと怖くなった話です。

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

怖いコミック

  • 変な家
  • 「そして儀式が始まる一年前、あの計画を実行に移したのです」柚希の母・喜江は’家’の過去を語りだした。いまだ片淵家の子孫を縛り続ける、呪われた「左手供養」――。愛する綾乃を救うため...
  • たちよみ

怖い映画作品

  • 咬みつきたい (ブルーレイディスク)
  • 金子修介監督が緒形拳主演で描いたホラーコメディ。製薬会社の部長・石川は、社内抗争に巻き込まれて殺されてしまう。葬式の日、悲嘆に暮れる石川の妻子の前に、見知らぬ女が現れ…。共演...
  • 1991年 / 緒形拳 安田成美 石田ひかり 吉田日出子

怖い作品

怖いキーワード