不思議で怖い話

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電報

2019/04/14

当時、僕は7つ下の子と付き合っていました。
その子の親は離れていて、上京という形で東京に居ました。
その子の親は厳しく、私はどこぞの馬の骨扱いだったんですけど、
ある日、実家のおじいちゃんが亡くなったときいて
実家に帰るときがあったんです。
「自分も一緒に・・」
と思ったんですが、結婚してるわけではないし、
そんな時にお初の挨拶って訳も行かないので、
やめようと言うことになりました。
2日後に彼女が帰ってきて、私に一言
「電報ありがとね、お父さんもお母さんも
しっかりした子だって関心していたよ。」
わたしは
「はい?なんのことだろ・・・電報って?」
と思い、再度、彼女に確認しました。
そうしたら、会社名や名前など紹介され、
順番も親族をのけて、3番目に読まれたので、
そうとう、インパクトがあったらしい。
会社名だったので誰も疑わないし、
生前の付き合いの人だろうって思ったみたいなんだけど、
その子の親は、名前や会社名を知っていたんで、
ビックりして泣き止んじゃったらしいとの事だったんです。
「いや、出してないし、第一、連絡先だって聞いてないじゃん」
というと
「それもそうだね・・・誰だろう?」
私は彼女のほかは、誰一人知りません。
当然、亡くなったひとも。
一応、NTTの電報局に問い合わせたんですけど、
詳細はムリとの事で断念。
そのあと、お父さんに会う機会があって、電報のこと、
お礼を言われた私は株が上がったと思う反面、
いったい誰が送ったんだろうって思います、
その子は現在のフィアンセです。

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