不思議で怖い話

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ブランコの音

2019/01/30

実体験をひとつ・・・・。
俺が中学3年生の時、季節は夏だったと思う。
連れと琵琶湖にバス釣りに行ったわけだが、
その時は結構な大人数で、7.8人はいたのを記憶している。
暗くなってきたので帰ろうと、皆で歩いて駅に向かっている途中
ある中学校の横を通るんだが、その時不可解なことがおきた。
もう日も落ちて真っ暗闇に包まれた校庭のほうから
ブランコで誰かが遊んでる音がする・・・。
キィ・・・キィッ・・・っと確かに聞こえる。
別に夜にブランコで遊ぼうがたいして珍しいことでもなく
気にも止めず歩いていたが、ふと気が付く・・・。
中学にブランコ?あるわけがない。
連れも同じことを考えたらしく怪訝な表情でお互い見合わせる。
その間もずっと金属音は絶え間なく聞こえていたんだが
この体験で怖かったのは、どうも聞こえているのが3人で
他の連中には何も音が聞こえなかったという事実。
俺には間違いなく聞こえていたし、
他の二人の耳にも間違いなく金属音はなり続けていた。
でもあとの4.5人には全くきこえないらしい。
あれは一体なんだったのか今もって謎なわけで・・・。
数年後、その中学校を卒業した女の子と話す機会があったんだが、
その中学は出ることで有名だって聞かされたときは正直怖かった。

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