不思議で怖い話

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スカートと上昇気流

2019/06/04

かなり意味不明な話なんだけど、唯一の不思議体験で、
私はちょっとだけ飛べたことがある
最初は小学校の2年生くらいだと思うんだけど、
私は小さい頃から女の子っぽい格好が苦手(恥かしい)で、
学校にはいつもズボンか半ズボンで通ってた。
なのでスカートは一枚も持ってなかったんだけど、
姉のお下がりを一枚貰うことになった。
3人姉妹で姉が2人いるんだけど、
上2人がおそろいで持ってたヒラヒラのゴムのスカート。
長女のが次女へ、次女のが私のところへって感じだったと思う。
意地っ張りだった私は、学校へは頑なに着ていくのを嫌がってた。
でも、こっそり一人ではいて、クルクル回ったりするのが好きだった。
ある夏の土曜(だと思う)の昼も、
二階の部屋でひとりでスカート履いて楽しんでた。
家は結構古くて、二階の廊下の突き当たりに、
L字型の細くて急な階段があった。
廊下をバレリーナ気取りで回ってから、階段のとこまで行ったんだけど、
下からフワリと上昇気流?のような、心地よい風が吹き抜けてた。
風でスカートがフワンとなって、
なんだかわくわくするような不思議な気持ちになった。
んで、
「今なら飛べる」
って思ったw
そして階段の上からジャンプ。
7段目くらいでL時の折り返しがあるんだけど、
そこをおっととって感じで浮いたままカーブし一階まで到着。
体感的には長く感じたけど、実際は数秒だと思う。
もともとビビリなので、高いところからジャンプとかかなり苦手なんだけど、
その後も時々階段を飛んで下りることができた。
いつもできる訳じゃなくて、
スカートと上昇気流と胸のざわめきwが揃った時だけ飛べた。
飛ぶというよりは、
パラシュート(やったことないけど)の感覚に近いと勝手に思ってる。
バランス崩すと、L字の曲がり角で足をついちゃうこともあった。
小4くらいまでは、時々思い出したようにやってたと思う。
でも、だんだんと体重が重くなって、
上昇気流を感じても1段飛ぶくらいが精一杯になって、やらなくなった。
なんだか訳解らないけど、私の唯一の不思議体験。

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