不思議で怖い話

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毎週水曜日午前0時の足音

2019/01/15

母は見える人で、
昔から結構色々な体験をしているみたい。
その中の1つ。
『毎週水曜日午前0時の足音』
母が昔住んでたある家は、
毎週水曜日午前0時に母の部屋の天井から廊下の上、
そして階段をぎっぎっと下りて、
母と祖父の部屋の前を通り過ぎる足音が聞こえていたそうな。
もちろん母の部屋の上に部屋はなく、
天井に行く階段も見当たらない。
不動産屋からもそのような説明は受けていなかった。
でも確実に小動物ではなく『人』が一段一段階段を下りて、
廊下を歩いていく足音を母と祖父は聞いていた。
その時にばっちり目が覚めてしまう他は別に被害もないし、
週に1日だけの事だからとあまり気にはしていなかったが、
なんとなく気味が悪いなーと思っていたそうだ。
割愛するけど、
その家は他にも色々なことが起こり過ぎて、
「まぁ、足音くらいならいっか」
と思ったらしい。
ある日、祖父が廊下の天井を眺めていると、
天井の隅の方にほこりまみれの錆びた金具がついていて、
外れそうな部分があることに気がついた。
金具をなんとか外してみると、
収納階段が出てきた。
階段を上ってみると、
なるほど「ぎっぎっ」と音がする。
祖父は、やっぱり聞こえてくる音はここの音だなと思った。
上った先にはやはり屋根裏部屋があった。
そしてそこには古いマットレスがあった。
「あ、あの人のなのか」
と祖父はピンと来た。
ちょうどマットレスがあったのは母の部屋の上あたり。
足音の開始点だった。
不思議と、男の人がこのマットレスから起きて、
階段まで歩いて、階段を下りて、部屋の前を歩いて行く情景が、
自然と頭に浮かんだらしい。
で、どうしたかというと…祖父はそのマットレスを捨てた。
もうかなり昔の話とはいえ、
お祓いとかしないで普通にゴミとして捨ててしまっていいのかと、
母から聞いた私がほんのり怖くなったww
でも結局それからは足音がしなくなったらしい。
居場所が無くなってしまったからいなくなったのか、
そもそもマットレスにくっついてたのかは分からないけど…。

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