不思議で怖い話

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だずげでだずげで

2023/07/04

20年ほど前に私が経験した話。あんまりコワくないかも。

バイトが終わり原チャで帰宅途中、(夜中の1時頃)
片側2車線の国道を走ってると、突然、3~4くらいの男の子?が道に飛び出してきて、
腕を左右に広げて、とうせんぼするような格好をするではないか!

止まれる距離じゃなかったので、なんとかギリギリで子供を避けて、後ろを振り向くと、
その子が泣きじゃくりながらこっちに走ってくるではないか!

これは、尋常じゃないぞ、と思い「どうした!どっから来たの!?」と聞いても
「だずげでだずげで!」と泣くばかり。
(ちなみに私が「どっから来たの?」と聞いたのは、
そのへんが商業地区でまわりには民家がほとんど無いからです。)

すると突然、その子供が現れた方向から、白衣を着て眼鏡にマスクをした男がツカツカとやってきて
その男の子をグイッと引き寄せ、小脇に抱えてスタスタと何も言わずに去っていくではないか!

オレに向かって助けを求め続ける子供。呆然と立ち尽くすオレ。
我に返って二人の向かった方向に恐る恐る行ってみると、「○○薬品□□営業所」

深夜なのに電気がついている様子。
入り口近くでウロウロしたけど、きっとなにかワケがあっての事だったんだろうと、無理矢理納得して、その場を去りました。

いったいあれはなんだったんだ?未だに謎です。
ちなみにその薬品会社は置き薬系では結構有名なメーカーです。

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