不思議で怖い話

不思議で怖い話

本文の文字サイズ

深夜2時のチャイム

2023/01/05

二年ぐらい前の夏だったかな…
私の部屋に友達二人が遊びに来てたんだ。
夜も遅くなってから何がきっかけだったかは忘れたけど、怖い話が始まって。
友達のうちの一人(Aちゃん)が知り合いから体験した話をしてくれて。

その話が、知り合いの人が住んでるマンションの玄関のチャイムが夜中二時に鳴らされたんだって。
でも玄関の覗き穴を見ても誰もいない。
その日誰か来る約束もなかったし連絡もなしに人が来るような時間じゃない。
まぁこれだけならまだ間違いかな?とも思えたんだけど、また鳴った。
すぐ覗き穴を見てもやっぱり誰もいない。
廊下の突き当たりの部屋だからすぐ覗いたら絶対少しくらい姿が見えるはずなのに。
さすがに気持ち悪いな…と思った時。
覗き穴を見たままの時に、また鳴った。
もちろん誰もいない。
今度はさっきまでと違ってずっと鳴ってる。
でも見えるのは廊下だけ。
知り合いの人、怖くて腰抜かしちゃって。
その時思い出したんだって。
その日、これと同じ話を大学の先輩から今日聞いたばっかりだったって。
気付いたらチャイムは鳴らされなくなったけど、
暫くはチャイムも覗き穴も怖くて仕方ないって話てくれたみたい。

Aちゃんはその話信じてなくて、笑いながら話してくれた。
だから私達も怖いねーなんて言いながらも、作り話でしょー?みたいな安堵感があった。
夜中二時に、うちのチャイムが鳴るまでは。
勇気出して三人で覗き穴見てみたけど、ほんとに誰もいなかった。
私の部屋はAちゃんの知り合いの人んちみたく廊下の突き当たりとかじゃないけど、廊下の音が反響するから人が来たら分かるのね。
ましてや夜中のシーンとした時間ならなおさら分かるはずだし。
二回目が鳴った時我に返って皆で一気に玄関から離れて布団に潜って朝を迎えたよ…

怖くなかったらごめん(´・ω・`)
でもこれが私がいくつか経験した中で一番怖かったんだ(ノД`)

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

怖いコミック

  • 動物人間
  • この世界では…人間が動物に支配され、美味しい食事として育てられる――。「強者が弱者を喰らう」、ただそれだけがルールのなかで、敵としての宿命を背負った《子羊》のチカと《人間》の少年...
  • たちよみ

怖い映画作品

  • 怪奇蒐集者 安曇潤平
  • 「怪談」の原点に徹底的にこだわった実話怪談トークシリーズ第3弾「安曇潤平」編。この世の怪異を追い求め、それを紙面に残すことを生業とする怪談作家・安曇潤平。迷い込んだ日本家屋で...
  • 2014年 / 安曇潤平 蜃気楼龍玉

怖い作品

怖いキーワード