不思議で怖い話

不思議で怖い話

本文の文字サイズ

心霊番組の撮影

2021/01/25

まずは簡単なインタビューを撮影。
母親、息子、娘の3人家族だったそうです。
母親や子供達は彼らの計画通り
涙ながらに父親の事を話してくれました。

良いモノが撮れそうだ。ディレクターは喜んだそうです。
そして、霊視叔母さん登場
霊視が始まりました。

父親が着ていた服から霊視(サイコメトリー)をする様でした。
服を握り締める霊視叔母さん。
長い沈黙。
沈黙。
・・・沈黙。
またまた沈黙。

・・困った。
いつもは、図々しいぐらいに喋りまくると言う霊視叔母さんが、
何故か今日は期待に反して、霊視に付いてのコメントがしどろもどろ。
コメントを引き出そうとするディレクターの努力のかいもなく、
霊視の良いコメントは撮れませんでした。

・・・スタッフは沈黙。
これでは番組が作れない。ディレクターはパニック。
(裏山と池の撮影素材ではどうしようもね~ぞ!
・・・・やばいな。・・やばいぞ!仕切直しだぁぁぁぁぁ!)

帰りのマイクロバス内のスタッフ達は無言。
ディレクター一人が、エキサイトしながら電話で誰かと話していました。
そんなディレクターに、ゆっくりと近ずいて来た霊視叔母さん。
ディレクターが携帯電話を切ると同時に、霊視叔母さんは呟きました。

霊視叔母さん「惨殺されてるよ。」
ディレクター 「え!」
霊視叔母さん「惨殺されてるよ、あの家族に。」
ディレクター 「家族に!」
霊視叔母さん「殺人者の前では、わしゃ、いえんよ。
・・・裏山の土管みたいなもんが有る所に埋められてとるな」

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

怖いコミック

  • 強制除霊師・斎
  • 24歳の若さで亡くなった弟──。その葬儀で祖母が気がかりな言葉をこぼした。「この家の長男は二十四で連れていかれる」月日は流れ、離婚して実家に戻った相談者は恐ろしいことに気づいた。...
  • たちよみ

怖い映画作品

  • 映画 『8番出口』(通常版)
  • ----年 / 二宮和也 河内大和 浅沼成 花瀬琴音

怖い作品

怖いキーワード