不思議で怖い話

不思議で怖い話

本文の文字サイズ

出たり入ったりの物件

2019/11/01

我が家に起こった話を聞いて下さい。
私の家は父が建てた築40年くらいの二階建てなのですが、三年ほど前に東側の空き地にアパートが建ちました。
それほど広い土地ではなかったのでよくある一棟に4部屋の建物ですが、駅に近いためか完成してすぐにすべての部屋が埋まっていました。
ところが1ヶ月もしないうちに引越があり、その後は頻繁に出たり入ったりの繰り返しです、長くても二ヶ月以内で引っ越しが行われていました。しかも二階の西側の部屋ばかりです。

近所でも何かあるのかと噂になり始め気持ち悪がっていました。私も家族の手前気にしないようにしていましたが変だとは思っていました。
先月のことです。隣のアパートの管理会社から相談があるので会ってほしいという連絡があり承諾しました。
話はやはり例の部屋の事で、大変申し上げにくいのですがお祓いをさせてほしいという旨でした。噂を広めないために隣近所には挨拶があるんだな、と思って聞いていたらどうも話が噛み合いません。

お祓いをするのは我が家でした。アパートの二階西側の部屋と我が家の二階東側の窓が斜め前くらいにあるのですがそこに時々誰かが立っているらしいのです。
その窓は隣のアパートが建った時に、丸見えなのでカーテンを締めきりにしておりめったに開けることはない窓でした。その話をするとカーテンと窓の間に立っているらしくそれが一層不気味だという事でした。
もちろんお祓いは是非にとお願いして今月の始めに終わりましたが、そのカーテンはしばらく開けれそうにないです。

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

怖いコミック

  • 変な絵(コミック)
  • 【シリーズ累計160万部突破! 『変な家』の著者・雨穴の最高傑作を完全コミカライズ、新章スタート!】高校の美術教師・三浦義春がK山の山中で殺害された。現場には、三浦が最期に描いた...
  • たちよみ

怖い映画作品

  • 怪奇蒐集者 安曇潤平
  • 「怪談」の原点に徹底的にこだわった実話怪談トークシリーズ第3弾「安曇潤平」編。この世の怪異を追い求め、それを紙面に残すことを生業とする怪談作家・安曇潤平。迷い込んだ日本家屋で...
  • 2014年 / 安曇潤平 蜃気楼龍玉

怖い作品

怖いキーワード