不思議で怖い話

不思議で怖い話

本文の文字サイズ

木工職人だった父

2019/06/03

父から実際に聞いた話です。

木工職人だった父が夜遅く作業場の片づけをしていると、背後で人の歩く足音がします。オガクズを踏みしめる、さく…さく…という音がはっきりと聞こえます。

こんな時間に人が来るなんて。不気味に思った父が振り返るが誰もいない。足音も止みました。そしてまた片づけを始めると足音が。振り返ると誰もいない。何度かそれを繰り返していると、だんだん面倒くさくなってきました。

いくら足音がしても振り向きません。そのうちに相手もしびれを切らしたのか、今度はかりかりと木を爪で引っ掻くような音がします。そこで父親が振り向くと、どう考えても背が届かない高さの窓に男の顔がのぞいていました。

父が「なんだお化けか」
と言うと、
「なんだとはなんだ」
と怒られてしまったそうです。

繰り返しますが実話です。

その後父は特に変わったこともなく、先日は釣りに行ってミツバチに刺されました。

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

怖いコミック

  • 変な絵(コミック)
  • 【シリーズ累計160万部突破! 『変な家』の著者・雨穴の最高傑作を完全コミカライズ、新章スタート!】高校の美術教師・三浦義春がK山の山中で殺害された。現場には、三浦が最期に描いた...
  • たちよみ

怖い映画作品

  • 心霊闇動画105
  • ----年 /

怖い作品

怖いキーワード