不思議で怖い話

不思議で怖い話

本文の文字サイズ

隣町のレストランに行った

2019/05/21

僕の体験した話。
3年前、父親の田舎へ帰省したときの話です。
2日目の夜、
隣町のレストランまで食事をしに行くことになりました。
僕らが実家に加わると総勢8人になるので、
僕らは祖父の車と伯母の車2台に分かれて乗り込みました。
僕は昼間はしゃぎ過ぎた疲れで意識朦朧としながら、
車の外を眺めていた。
20分程でレストランに到着し、
テーブルへ案内されました。
僕は車の中に携帯電話を忘れたことに気付きました。
「ちょっと車のキー貸してくれる?」
と僕がみんなに聞くと、
母親が伯母に言った。
「お姉さん(伯母)。
ちょっとよしひこ(僕)に車の鍵貸してあげてくれる?」
しかし、伯母はおかしなことを言った。
「よっくん(僕)……
そっちの車に乗って来たんじゃなかったの……?」
そう言えば、
僕はどっちの車に乗ってきたのか覚えていなかった。
意識が朦朧としていたから?
訳が分からない。
頭が真っ白な僕に、
追い打ちをかけるように皆が口々に言った。
「こっちの車には乗ってなかったけど」
「こっちにも乗ってなかったよ」
いったい僕は2台の車のどちらにも乗らずに、
どうやってここへ来たのだろう。
ちなみに携帯電話は、
見つかるわけもないお姉さんの車から見つかった。

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

怖いコミック

  • 変な絵(コミック)
  • 【シリーズ累計160万部突破! 『変な家』の著者・雨穴の最高傑作を完全コミカライズ、新章スタート!】高校の美術教師・三浦義春がK山の山中で殺害された。現場には、三浦が最期に描いた...
  • たちよみ

怖い映画作品

  • ノロイ
  • 『呪怨』の一瀬隆重がプロデューサーを務めた異色ホラー。怪奇実話作家・小林雅文が呪いをテーマにしたドキュメンタリー映像を残したまま姿を消す。その映像には世にもおぞましい様々な恐...
  • 2005年 / 小林雅文 松本まりか 矢野加奈 堀光男 高樹マリア アンガールズ

怖い作品

怖いキーワード