不思議で怖い話

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床を覗き込むようにして見た

2019/04/07

今から書くのは昔の話です。
今の私はあまり何かを見たりとかはしませんが、
小さい頃はそれなりに霊感がありました。
ちなみに、幼稚園生ぐらいの頃は社宅に住んでいたんですが、
ある日、床に正座してグッと上半身だけ前に傾けて、
ちょうど床を覗き込むようにして見たんです。
そしたら普通はただフローリングしか見えないはずなのに、
私はそこに人がいるのが見えました。
木で出来た人形のような人で、
同じように木でできたキッチンと机と、
どうやらそこで暮らしているようでした。
息を潜めてじっと見ていたんですが、
その人は私に気づいたのか、
おもむろに顔をあげようとしたので、
目が合うのが怖くてパッと床を離して、
起き上がりました。
なんとなく、この人は小人だと確信して、
その後も何度もそれを見てみようとしたけれど、
もう一度その人を見ることはできませんでした。
それから小学生にあがって、一戸建てに引っ越しました。
その家の二階には畳の部屋が一室あったのですが、
一人でその部屋に入った時、なんとなく昔の体験を思い出して、
今なら見えるような気がしたんです。
それで、昔やったのと同じように床を覗くと、
今度はイグサで出来た人が居ました。
やっぱり怖くて離してしまったんですが、
どうやらその小人たちはその床の材質で出来ているようです。
ネットで同じような体験をした方がいるか、
その小人の正体は何なのか調べてみたんですが、
結局分かりませんでした。
何かご存じの方が居たら教えていただきたいです。
イグサを見た家は今でも住んでる家なので、
それが良いものなのか、悪いものなのが気になるので。
と、こんな感じであんまり怖くはないんですが、
もしかしたらどこの床にも住んでいるのかな、
みたいなことは思ってます。

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