不思議で怖い話

不思議で怖い話

本文の文字サイズ

オカエリ

2019/03/31

ある朝、学校行くとき近くの大きな木に首吊り死体を見つけた。
既に警察がきていたが、まだ死体は降ろされていなかった。
目をそむけて学校へ行く道をたどる。
電車の中で友達とメールしてたらそんなことも忘れていた。
学校の帰りに朝のことを思い出してその道を通らないつもりで、
いつも降りる駅の1つ手前でおりた。
するとバスがこんでいてなかなかこない。
仕方なく電車でいつも降りる駅へ。
切符をいれて、出ようとしたらブザーが。
定期の期限でも切れたか?とおもって表示窓をみると、
オカエリとカタカナでびっしり。
怖くなって隣の改札を出て、家まで走る。
すると、あの首吊り現場にまだあの死体がある。
泣きながらその場を逃げるように去ろうとしたとき。
すぐ横にあの死体が・・・
あの時は顔が見えなかったのに、今はしっかり見える。
おじいさんがこっちを見て笑いながら横を付いてくる。
家に行けば大丈夫!!
家のポストまで手を伸ばせば届くという距離。
耳元で老人が。
「怖がらないで・・わたしも朝までいきてたんだよ・・・」
一瞬時が止まった。
俺は母に起こされるまでそこに倒れていた。

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

怖いコミック

  • スマイリー
  • 恵と笑光による心笑会殲滅作戦、それは笑光自らの死と引き換えに信者達を道連れにする事だったーー。続々と命を絶つ信者達…眼前の光景に信じ難き驚愕で固まる幸福の案内人…そこに現れた鴨目...
  • たちよみ

怖い映画作品

  • 怪奇蒐集者 安曇潤平
  • 「怪談」の原点に徹底的にこだわった実話怪談トークシリーズ第3弾「安曇潤平」編。この世の怪異を追い求め、それを紙面に残すことを生業とする怪談作家・安曇潤平。迷い込んだ日本家屋で...
  • 2014年 / 安曇潤平 蜃気楼龍玉

怖い作品

怖いキーワード