不思議で怖い話

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今何時?

2019/03/17

亡くなった私の叔母の話をします。
叔母と母が幼かった頃のことです。
叔母が夜中に目を覚まし、トイレに行こうとしました。
一人で行くのが怖かったので、
母を起こしていっしょに行くことにしたそうです。
そのトイレは家の中には無く、家から少し離れたところにあったそうです。
(昔の話ですし、田舎ですので、家にトイレがないのは珍しいことでもないです。)
叔母が用を足し、トイレを出る直前のこと、
時間が気になった母がこう尋ねました。
「ねぇ、○○(叔母の名前)ちゃん、今何時?」
すると、
「さ~ん~じ~…」
と返ってきました。
そこで母は、
「そう、3時なの」
と納得をしましたが、叔母はそうは行きませんでした。
なぜならば、叔母の周囲に時計などなく、
答えられずに黙っていたところ、
急に便器の中から声が聞こえてきたのですから。
しかも、声だけでなく、
中に溜まっていた糞が便器から手の形で生えてきて、
(ドラクエで言うところのマドハンド風に)
3本指を立てていたそうです。
このエピソードのおかげで、
私は叔母さんのことを3時のおばさんと呼んでいました。

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