不思議で怖い話

不思議で怖い話

本文の文字サイズ

隣のベッド

2019/02/16

最初の仕事で行った研修所での話。
そこは、複数の会社の合同研修施設だった。
全員泊まり込みで、朝~夜まで研修三昧。
泊まり部屋の定員は4人。2段ベッドが二つ。
俺が行ったのは9月で、2週間の研修だった。
中途半端な時期なんで、同室は一人。
酒好きで、門限破り常習犯な30男。
ちなみに門限は10時半。消灯は11時だった。
その日、俺が部屋に戻ったのは11時少し前。
30男は帰ってない。上の段のベッドへ昇る。
相方は対面のベッド下段。俺、鼾を避けた次第。
夜中に起きた。相方のベッドから声。戻ったか。
ウウ・・ウーン・・ウ・・ウ・・ンンン・ン・
鼾?うなり声?かなりウルサイ。寝れない。
ドサッ シーン・・・静寂
ん?落ちた?アホやなぁ。でも少し心配。
様子を見ようと寝返りを打った。
目の前に何かある。何だ?暗くて・・・
頭?それが、徐々に下からせりあがってくる。
髪が長い。女?なんで女?
髪の隙間から覗く目が非常に赤い。無表情。
怖!ヤバ!目を閉じた。すぐに寝た。失神?
次の朝起きて気が付いた。
相方は既に研修を終えて、昨日帰ったハズ。
夢か?そう思った俺、ベッドから降りた。
足元の床に長い髪が束で落ちてた。

にほんブログ村 2ちゃんねるブログ 2ちゃんねる(オカルト・怖い話)へ

よろしければ応援お願いシマス

怖いコミック

  • 俺のワクチンだけがゾンビ化した世界を救える
  • 自宅にひきこもる及川優は21歳にして童貞で死ぬことが確定してしまった。なぜなら、世界中がゾンビで溢れる世界になってしまったから……。そんな優の自宅に一人の生存者が訪れる。サニーと...
  • たちよみ

怖い映画作品

  • 放課後の怪談 3
  • 2012年 / 佐藤さくら 小柳こずえ 黒田光彦

怖い作品

怖いキーワード