不思議で怖い話

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赤いルージュ

2018/08/24

あれはものすごい寒い日のことでした夏と違って周りの景色の色がやけに薄く感じたのですが季節のせいだろうと思っていました
その日は仕事が遅くなり帰るころには日が変わろうかというところにさしかかってました
朝感じた景色の色の薄さは街頭のうす暗い明かりでいくらか感じられないように思いました
しかしいつもは何も感じずに通り過ぎていた道にさしかかったときふいに何かおかしいと思いました
街灯に照らされている部分だけ
「色がない???」
一瞬辺りを見回しました
街頭に照らされている私の周りだけ色がほとんどついていない状態でした
街頭のせいとおもったんですがそうではないようです
しかし恐怖感はありませんでした
なぜか不思議なことがおきている
それくらいにしか思っていませんでした
街頭が一瞬きえたんだとおもいます
びっくりして足元をみてしまいました
そこには赤いルージュがおちていました
色がないのに赤いルージュがやけに印象的でした
なにか訴えているようでそれを手に取ろうとしました
かがみこんだ瞬間
「や め ろ !」
うしろから声がしました
振り返ると
だれもいません
もういちど足元を見ました
・・・・・・何も な い ?
一瞬でどこかに行くはずもなく辺りをみまわしました
不思議なことに辺りの景色の色もいくらか戻ったように感じました
そこにいつまでもいてもしょうがないので家に帰りました
家のマンションのエレベーターに乗った瞬間
あぁ
またかとおもいました
また色がありません
おそるおそる
足元を見ると
あります・・・
さっきの赤いルージュです
私はあせってすべての階のボタンをおして最寄の階におりて廊下を走っていました
そして閉まっていくエレベーターの方から
「なぁっぁあ ぜぇぇぇ????!」
という感じの声が聞こえました
私は自分の部屋に駆け込みビビッていましたがその夜は何事もなくその日は一睡も出来ませんでした。
あれはなんだったのでしょう?

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