自転車のチリンチリンという音だけが鳴り続けた
2019/10/08
もう15年ほど前の話。高校1年生の始め、小中一緒で家が近い奴と同じクラスになった。ある時、クラスの皆で相模大野駅の近くでボーリングをした。20時過ぎに解散をし、電車賃をけちって淵野辺駅近くの家まで歩いて帰るかと言う事になった。2人で今日はどうだった、新しいクラスは…
2019/10/08
もう15年ほど前の話。高校1年生の始め、小中一緒で家が近い奴と同じクラスになった。ある時、クラスの皆で相模大野駅の近くでボーリングをした。20時過ぎに解散をし、電車賃をけちって淵野辺駅近くの家まで歩いて帰るかと言う事になった。2人で今日はどうだった、新しいクラスは…
2019/09/22
美術としての廃墟の写真集持ってたんだけど、ある一軒家を写した写真の、その写真家のコメントが怖かった。『普段は廃墟の写真をとっていても、変な事はあまり起きないが、この家だけは雰囲気が違って、“見られてる”という気を感じ、一刻も早く抜けないと闇に連れて行か…
2019/07/23
俺の母は小学校の教師をしている。霊感があり、赴任先によっては、かなり肉体的にヤバかったらしい。10年前に4年生のクラスを担任したとき、かなりの霊感がある女生徒Aと出会った。Aは小学校に入学してから、近所の誰がいつに死ぬとか、校庭にこんな霊がいるとか口走り、…
2019/07/13
通勤電車の途中の駅の傍に、古くさい建物がある。電車が地上から少し高い場所を走ってるから、その建物の最上階(恐らく3階)がよく見える。薄汚いガラスだったが、ちらちらと中の様子を見ることは出来た。荷物だらけの部屋に、今時ではない裸電球。ある部屋には白髪の老いた男性が、…
2019/06/23
元彼と私に起こった不思議な話です。彼とは2年ほど前、3ヶ月だけお付き合いをしていました。付き合う前から知り合いではありましたが、それほど近い仲ではなく、ちょっとしたことがきっかけで惹かれ合い、付き合うようになりました。私は彼に惚れこんでいて、初めて…
2019/06/18
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北海道は昭和炭鉱での話。ぐぐればすぐにわかる。その昔炭鉱で栄えた町で相当の人数が住んでいたそうだが、俺が友達と馬鹿なキャンプに行った時は既に廃墟だった。言いだしっぺは定岡で、俺は嫌だといったが、強がりで絶対に引かない田村の性格が災いして、3人でその廃墟に一…
2019/06/16
忘れもしない小3の頃。田舎住みの私と、幼馴染で家族ぐるみの付き合いの大地君(仮名)は、いつも2人で廃墟や森の探検に出かけていた。その日も山に出かけた。 チャリを山の入り口に停めてハイキングコースを歩いていると、コース脇に獣道発見。2人でwktkしな…
2019/06/11
もう時効だと思うんでカキコ7~8年前、友人の家業の手伝いバイトを夏休みにした。電話やPCの配線メンテみたいな仕事の助手だった。まぁ車で現地に行って、指示通りに動くだけの簡単な仕事だ。その朝行くといきなり神社に連れて行かれ、お払いみたいなのを受けた。…
2019/05/03
バイク押入れ学校警察自殺自転車人形電話廃墟病院小学生解体不気味タクシー夏休み
小中学校の同級生に、SとKという問題児がいた。Sが不良グループのリーダー格、Kは鉄砲玉みたいな感じ。俺はSとKと近所で小さい頃から知ってたから、あまり害はなかったが、そうじゃない連中にとっては、悪魔みたいな二人組だった。小学生の頃から悪くて、町の小さなお菓子屋を万…
2019/04/28
ドライブ供養写真心霊神社廃墟病院病室幽霊デジカメライブテレビ
何年か前、友人二人と夜中ドライブした時の話。怖いと言うか、びっくりした。友人の一人Aはガチガチの理系で、「物を見ると言うことは、つまりそこに光を反射するなんらかの物体が存在するわけで、人の目の構造上、特定の人にだけ見える光を反射するというものは存在しないから、…
2019/04/25
これ、北海道でわりと有名な話。湧別にある廃墟の村、そこにまだある廃墟の病院。その病院は、他に何もない道路沿いの林の中にポツンとある。肝試しに行って最初に感じるのは、その病院の立地条件の矛盾である。先に述べたように、道路沿いと言っても林の中にその病院はあり、車で…
2019/04/13
大学時代のことです。気が狂ったように勉強してやっと希望大学に入学出来たものの、授業についていけない日々が続き、心身共に疲れ切っていました。思い描いていた大学生活とは、実際の日々はかけ離れており、ふとした時に自殺すら考えるようになりました。これではいけないと、気晴らしに…
2019/04/12
古い寺の跡がある山に登った時の話。山道歩いてて、道端に仔猫のきれいな死骸を見つけたんだけど、夕暮れに下山するときにはもう内臓とかグチャグチャになってた。鳥や獣に食い荒らされたんだなぁと思い、手を合わせた途端に山上の寺の鐘がいきなりガンガンガンガンガンとありえない速…