不思議で怖い話

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祖父が他界した

2019/06/24

この間少し不思議な体験をした。
祖父が他界してお通夜の準備中、部屋の中、特に天井からドンドンと足を踏みならすような音。
音の響きやすいマンションやアパートの階下に住んだことがある人ならわかると思うけど、
引越しや部屋の模様替えで、人が重い荷物持ってドタバタしてるような音。
そんなのが、平屋の一軒家の天井から聞こえてきた。
居合わせた叔母さんが、
「人が亡くなると変なことが起きるものだから気にするな」
といっていた。
異様には感じたけど、なんとなく怖くなかった。
翌日お葬式に行くと、前夜のような音は一切しなくなっていた。
生前の祖父の知人・友人がたくさん来ていて、みんな思い出話で談笑したりしてた。
とても心が清々しくなるような、いいお葬式だった。
でも少し変だったのが、お坊さんのお経。
粛々として、普段聴き馴染みのあるお経だったんだけど、なぜか途中からお経のテンポが上がり出した。
お経の内容も、この世に未練を残さず早く光の方向にすすめ!というのを結構厳しい言い方で言っていて
灯っていたろうそくが、そのお経に変わった頃から激しく揺れていて、異様だった。
私はそのお経を聞いてる間、最初の普通のリズムだった時はなんともなかったのに
突然むせ始めてしまって、咳をこらえるのに必死だった。
だけど、お経が終わったら自然とむせかえりがおさまって、ちょっと疲労感だけ残ってた。
葬式の後、祖父のひ孫の甥っ子達が空に向かって手を振っていた。
たわいもない子供のしぐさだと思ったけど、そこに祖父がいるような気がしてしまった。

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