不思議で怖い話

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電話回線

2019/05/19

オカルトじゃないんだけどさ、ごめんよ。
『留守電の着信記録にあなたのナンバーがあったのですが、ご用件は?』
という内容の電話が、
うちの置き電話に3年間で2回かかってきた。
1回は若い女性、1回は同じ市内のパン屋さん。
もちろんこちらからは掛けていない。
NTTの営業所に問い合わせたところ、
『詐欺か、先様のディスプレイの故障か、
あなたが掛けたことを忘れているかでしょう』
掛けたことを忘れているというのは無い。
通話記録をすぐに調べてもらった。
先方のディスプレイの故障。
別々のところから1回ずつ、というのが気になった。
同じところから短期間に複数回なら、
故障の可能性も高いのだろうけれど。
詐欺かどうかは確かめようもないけれど、
2回ともこちらの情報を特に聞き出そうというふうでもなかった。
営業所は
『ありえない。ありえません』
の一点張り。
ラチが開かないので、NTT本社に問い質してみた。
何度かのたらい回しと何度かの『ありえない』の後、
セクション名は忘れたけど、
電話回線の現場(回線の何の現場だ?)担当のオッサンに繋がった。
『そういうお問い合わせは、年に何回かあるんですよね。
論理的にはありえない。詐欺か、故障か、忘れたかと考えるのが普通でしょう。
ただ実際、そういうことが起こっているようです。
原因は全く不明、手の打ちようもありません。
そういうお問い合わせが年に何回かある、とお答えするのが私どもの限界です』
通信の世界は不思議だなあ、で済ませていたけれど、
3度めの電話が掛かってきたら、そのときはかなりゾッとするだろうな。

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