不思議で怖い話

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お札がオブジェ

2019/01/04

父親の田舎の種子島
そこで親戚が経営している民宿は凄かったなぁ
全部で4部屋あってさ
明らかに空気が異質な部屋・1(仮にA)
なんとも無い部屋・2(B・C)
異質って言うか、出る部屋・1(D)
この事実に気が付いたのが
Aの部屋で一人でTV見てた時
夏のお盆休みに家族皆で
糞田舎暮らしを満喫してたんだけど
都会派な僕にはやはり合わないと言う事で
冷房の効いた部屋でTV見てるんだけど
なんとも空気が重いのよ
そわそわして落ち着かない、
視線感じる、後ろを向けない
エアコンが頻繁に止まる、
TVにノイズ入りまくり
嫌だなぁと思いながらもTVを見てると、
Dの部屋からは楽しそうな女の人の話し声
いいなぁいいなぁ、
お姉さん達に混じってこようかなぁとか
ひと夏の経験とか、そういうのを期待して
こっそりと近寄って行ったのよ
ノックしたら会話が止まる!
返事がないのでドアを開けてみると
電機のついてない薄暗い部屋の真ん中に日本人形?がポツン
ってか思い切りこっち見てるし
ちなみにコレ、昼間だよ?
外を見ればすぐに海で、
馬鹿見たいな日差しで太陽が調子にノッテルっていうのに
隠すとか気が付かれないとか
そんな事は問題じゃないくらいに
お札がオブジェのように
自然と張ってある民宿だったからなぁ

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