不思議で怖い話

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かごめかごめ

2019/01/01

これは自分の体験じゃないが、
親父の若い頃の実体験。
親父は大学の頃山岳班に入っており、
頻繁に山登りをしていた。
その日もある後輩と二人で、
今度登る予定の山のルートの下見に
山登りをしていた。
その山は休火山で、
火口の部分は森になっている。
二人がその森へ差し掛かろうとした時、
急に天候が悪くなり、
すぐ近くで雷まで鳴り出した。
二人はこのままでは危ないと思い、
雷が止むまで森で休むか、
一気に山を下るか迷ったが
このままでは天候は悪くなる一方だと考え、
山を下ることにした。
二人は雷に打たれることを恐れ、
死にもの狂いで豪雨の中を走った。
走りに走り疲れ切ってしまった二人は、
下り道の途中で休むのにちょうどいい、
岩がくぼみのようになっている場所
(横から見るとГ←こんな感じ)
を見つけたのでそこで一旦休むことにした。
ヘトヘトの二人は話す気力もなく、
岩の壁にもたれかかって
降り続く雨の音を聴きながらぼうっとしていた。
しばらくすると親父の耳に、
こんな場所ではありえない、
それもこの豪雨の中では聴こえるはずのない
二つのものが聴こえてきた。
──“かごめかごめ”を歌う子供たちの声と、
それに続く「なんでこんな所にいるの?」という女の子の声。
『こんな所に子供なんかいないはずがない、
どうせ疲れて幻聴でも聴いたんだろう』
親父はそう思ったが、念のため後輩に
「今何か聴こえなかった?」
と訊いてみた。
すると、後輩は驚いた表情で
「聴こえました」
と言う。まさかと思い
「何が訊こえた?」
と訊くと返ってきた答えは
「大勢の子ども達がかごめかごめを歌ってる声」
ゾッとなった二人は雨が完全に止むのを待たず、
早々に山を後にした…

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