普通の人間は死んだら消えるだけ
2019/09/12
トンネルの上で遊んでいて上から落ちた。軍服を着たおじさんが受け止めてくれて無傷だったけど、今の時代に軍服を着たおじさんなどいるわけもなく、そのまま消えていった。修学旅行で京都に行った時、旅館に開かずの間があったのだが、自分一人だけで前を通ったら、なぜかドアが開いて呼ばれた…
2019/09/12
トンネルの上で遊んでいて上から落ちた。軍服を着たおじさんが受け止めてくれて無傷だったけど、今の時代に軍服を着たおじさんなどいるわけもなく、そのまま消えていった。修学旅行で京都に行った時、旅館に開かずの間があったのだが、自分一人だけで前を通ったら、なぜかドアが開いて呼ばれた…
2019/09/09
私の実家で呪いのキュー○ー人形と言われるものを、私の結婚後、旦那との新居に持ってきていた。呪いって言っても冗談半分で言ってるだけ。私の結婚に合わせて実家の掃除をしていた時に発見した。元は両親がまだ付き合ってる頃に、キュー○ーに似てるといわれる母に、父が理想の服をお手製…
2019/08/19
父方実家が九州の山の奥です。お墓を移すことになったので、ついでに母屋もつぶす話が決まりました。叔母から、「昔の本やマンガ(といっても昭和初期ですが)があるから、欲しかったら壊す前に取りにおいで」と言われて、こないだの連休に車で行きました。父も叔母に呼ばれて同行しました…
2019/07/23
霊感ゼロのはずの嫁が、5歳頃に体験した話。嫁の実家の墓はえらい沢山ある上に、あまり区画整理されておらず、古い墓が寺の本堂側とか半分林の中とかにもある。今は多少綺麗に並んでいるけれど、以前はもっと散在してたらしく、もうちょっと一族の墓をまとめましょう、ということにな…
2019/07/22
私が友達から聞いた話を紹介します。とりあえず友達はA君(高校生)としておきます。私の実家は田舎の方で、田んぼが多い地域を想像していただければわかると思います。A君の家の近くもそのような感じです。私とA君が通っていた学校の授業が終わり、A君が学校から帰るとき、…
2019/07/22
この墓標を見るたびに変だなぁと思っていたんだわ。俗名 幸則(仮名) 昭和52年10月12日 享年49才 孩子 昭和52年10月12日がいこさん(?)葬式の記憶はあるんだけど、亡くなったのは叔父だけだし(父の弟)、叔父の娘はふたりだけど存命だし。今年…
2019/07/20
戦後しばらくたった頃、地方のある農村での話。村で一番の旧家の跡取り息子が失踪する。山狩りをしても池を浚っても見つからない。金か女のトラブルかと思い、人を雇って調べさせたがまったく手掛かりがない。ひと月もたった頃、夜中に屋敷の床下から声がする。家の者が庭に出て見…
2019/07/20
高校の夏休みのとき、いとこの家に遊びに行こうとしてたんだよ。お盆前だったかな。めちゃくちゃ暑くて、景色が揺れて見えるほどだった。蝉の声も工事の音も電車の音もうるさいなあ、と思いながら歩いてた。さすが夏休み。子供がはしゃぐ声が遠くから響いてくる。…
2019/07/18
古い街道筋の老舗旅館に家族と泊まった時の事で、夜遅くトイレに目を醒ましたら、部屋の襖の上にある欄間から明かりがもれていた。隣の部屋には家族が寝ているはずで、明かりがついてるのは変だなと思い、そっと襖を開けてみる。すると、江戸時代風の舞子さんが複数で一人の男を囲い、…
2019/07/18
親父が一人で会の参加した際、古い着物(小袖?)を購入。帰宅後、虫干しを兼て着物用ハンガーにかけて店に吊るしておきました。最初、妹が異変に気がつきました。着物がハンガーごとゆれていると言うのです。お袋が見に行ったのですが、やはりゆれていると言います。…
2019/07/17
5才くらいの頃の体験なんだけど、白い着物(ローブ?装束?)を着たヒゲもじゃの外国人のおじさんの家に、よく遊びに行っていた。それが夢なのか実際に行ったのかはよくわからない。そのおじさんの家には同年代くらいの子たちがたくさん遊んでいて、人見知りの私は輪…
2019/07/13
うちの実家の墓地には一人ずつ、あるいは夫婦単位で墓があって、ズラッと並んでる。その中に一つだけ、墓石が中途半端で、上の柱状の石がなく、下の基礎部分っぽい歪な石しかない墓がある。名前も掘られてない。幼いころから不思議だったけど、お墓の事を根掘り葉掘り…
2019/07/12
ばーちゃんが病院で死んで、一人暮らしだったアパートに搬送されてくるというので、近所に住んでた俺が待っていた。俺は孫ね。すると、叔父叔母が次々とやってきて、互いに口もきかずにタンスやら押入れを物色している。ばーちゃんを迎える準備してるのかなと思いながら、…