不思議で怖い話

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人が膝を抱え座りこんでる

2018/12/02

まあ今から10年くらい前の話なんだけど…。
当時、電車で通勤するはめになった二駅ほどの距離。
まあ帰りは7時くらいになる訳でそんな遅い時間でもない。
その日も列車から降り通路を通って改札に向かった。
で改札に向かう途中に反対のホームが見えるんだが
線路とホームのコンクリの引っ込んだとこに何かいる。
人が膝を抱え座りこんでる感じ…。
服装がなんつーか戦争の時にきてた国民服?みたいの…。
ありゃ~と思ったけど気づかんふりして改札までいった。
で…俺が当時すんでたアパートは駅の裏で歩いて10分程のとこ
駅からは地下道(といっていても長さ50mもない)を抜ける。
当然、その日も地下道に入った。
おかしいんだ…。人がいない…。
時間はまだ7時位、駅前も電車通の学生でいっぱいだった。
なのにここには俺しかいない…いや、いる。
あれが…しゃがんでた同じ格好で…。
大丈夫…大丈夫だ…気づかんふりして通れば…俺は歩いていった。
そいつの横を抜け…よし…いけるこのままやり過ごせる。
そう思った瞬間・・・グイッ・・・俺の手首に重みがかかった。
見ちゃったよ…服もぼろぼろで顔も判別できない…。
俺は必死で手を振り解いて地下道を走った。
外にでると今までが嘘みたいに
駅裏のバス停はバス待ちの学生で一杯だった。
この駅は戦時中、爆撃があってかなりの人がなくなったとこなんだが
後から調べるとまさにその日だった。
余談になるがこの頃、
俺はネコを6匹飼ってて毎日駅まで送り迎えしてくれた…
この日だけは考えてみると迎えにこなかった。
この日を境に事故にあったり
戻ってこなかったりで全員いなくなったよ。
東北の地方の話です。

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