だっておまえの後ろに女がいたぞ
2020/05/16
これは私が小学生の頃の話です。家の近所に一軒の空き家がありました。その家は昔旅館を経営していた様子で、山奥の長い一本道を上っていくと突然現れるその家は小学生が誰しもあこがれる”秘密の隠れ家”にはもってこいの場所でした。私は一部の友人達と共に学校が終わるとそこに…
2020/05/16
これは私が小学生の頃の話です。家の近所に一軒の空き家がありました。その家は昔旅館を経営していた様子で、山奥の長い一本道を上っていくと突然現れるその家は小学生が誰しもあこがれる”秘密の隠れ家”にはもってこいの場所でした。私は一部の友人達と共に学校が終わるとそこに…
2020/05/13
田舎でお婆ちゃんが死んだため、女の子(小学生)とその父親が田舎へ帰ってきた。実家へ帰ると、顔に白い布をかけたお婆ちゃんが安らかに眠っていた。みんなで、生前お婆ちゃんが大好きだったおはぎを作って備えた。実際に、人が死んだ場合、火葬まで布団の心臓のところに刃物を置く風習が…
2020/05/12
知り合いの姉さん、裕子さんの話です。何年か前の冬ですが、裕子さんはあるアパートの2階に引っ越しました。で、彼女は、引っ越して間もないある日、友人と久し振りに飲みました。久し振りだった事もあり、かなり酔った状態で家に帰りました。家に着くとすぐに、コタツに入り…
2020/04/29
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まず最初に、俺には「霊感」という物が全く無く、そういった類の物も信じてなかった。「見える」という友人から霊の話を聞いていても、自分に見えないと存在が分からないし、友人が俺を怖がらせようとしているだけだと思ってた。だがそんな俺の考えを根底から覆す事件が起きてしまった。あ…
2020/04/15
私はナレーションの仕事がしたくて都会の専門学校に通ってた。でも真面目ではなくていつもクラスで仲の良かったAと一緒によく学校をサボってたある日、私とAは連日のサボりが祟って補習を受ける事になった。補習が終わって自分達の学科の校舎の屋上で喋っていたら雨上がりの空が綺麗だっ…
2020/04/14
一年くらい前にクラブで仲良くなった男の子、A君。一緒に遊びにきてたB君と、私が一緒に遊びに行ってたC子と、四人でよく遊ぶようになりました。A君とは二人でも飲みに行くことが増えて、いわゆるセフレみたいな。そんな関係が続いてました。B君とC子もいい感じだったし、まあなぜか…
2020/03/25
親父の墓参りを済ませて、自分のアパートに帰ってきたのは夜の八時ごろだった。玄関を開けると、テレビが点けっぱなしになっているのが音と光で分かった。しまったな、と思いながら電気を点け、テレビを消す。部屋が無音になった途端、背後に嫌な気配がし始めた。産毛をかすかに触れて…
2020/03/21
放課後 弟は一教室でひとりで図鑑を読んでいた。なんとなくふと開けっ放しになった教室のドアを見るとドアの前をすっと横切る髪の長い白装束の女性が通ったなんだ、女の人か……と思い再び本に目を落としてふと何かおかしいと思って振り返るとさっきの女の人がすごい形相で弟を睨…
2020/02/25
給食が終わって昼休みに入ってすぐに、数人の女子が「コックリさん」を始めた。最初はまたくだんねぇことやってんなあ、位にしか思ってなかったのですが、ひとつ、ふたつ、彼女達が質問をして行くたびにだんだん息苦しさを憶えてきて、5分くらい経つともうあまりのきつさに目がかすみ、「やばい!…
2020/02/18
『女優霊』という映画がありましたよね。観たことがない人にはおもしろくない話なんですが、この映画や、他のホラー映画のビデオを借りてきて数人で観ようというグループがありました。そのうちの1カップルは前にその映画を観たことがあったので、クライマックスの女が笑い続けるシーンに合わ…
2020/02/11
キャンプ好きだった担任に聞いた話です。学生の時、友だちと二人で山へキャンプに行ったそうです。夜になり、テントの中でその友だちと怖い話を始めました。最初は二人ともふざけ半分。互いにつっこみながら笑っていました。遅い時間になり、最後の話をし始めました。そんなに…
2020/02/05
会社階段学校恐怖警察自殺心霊田舎布団聞いた話お札人影病死キチガイ
自分の記憶と兄から聞いた話、それに友達からの情報、それらを元にした話なので、完全に真実の話ともいえないかもしれませんが、結構怖いと思った話なので書き込ませていただきます。でも死ぬほどってカンジでもないので、あまり期待しないでくださいね。始まりは、おれが小学校低…
2020/01/31
小学生の頃、夜ふと目覚め、隣(1メートル位先)に寝ている母親の頭部のあたりにぼんやりと視線を向けた。真っ暗闇の中に慣れない視界のせいであろう、次の瞬間、母の頭部が向こう側を向いているのかそれともこっちを向いているのか、わからない事に気づいた。異様な緊張を覚えつつ、その真実…